季節の変わり目に体調を崩しやすい家の特徴

2026/04/03(金) シラス壁コラム

はじめに

「季節の変わり目になると、なぜか体調を崩しやすい」
そんな経験はありませんか。

朝は寒いのに昼は暑い。雨が続いたかと思えば急に乾燥する。
こうした気候の変化は、体にとって大きなストレスになります。
でも実は、それだけが原因ではありません。毎日過ごしている「家の環境」も、体調に大きく関係しているのです。

今回は、季節の変わり目に体調を崩しやすい家の特徴について、少し違った視点からお話ししていきます。


温度差が大きい家

まず一番大きなポイントは「温度差」です。

リビングは暖かいのに、廊下やトイレはひんやりしている。
朝起きたとき、部屋の中が外と同じくらい寒い。
こうした家では、体が何度も急な変化にさらされます。

人の体は、ゆっくりとした変化には対応できますが、急な変化には弱いものです。
温度差が大きいと、自律神経が乱れやすくなり、だるさや頭痛、風邪のような症状につながることがあります。

特に季節の変わり目は、外の気温も安定しません。
そのため、家の中の温度差がさらに強く影響してしまうのです。


湿気がこもりやすい家

次に見落としがちなのが「湿気」です。

雨の日が続くと、なんとなく体が重いと感じることはありませんか。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくいかなくなります。
環境省の熱中症対策でも、気温だけでなく湿度が体に影響するとされていて、こうした状態が続くと体に負担がかかり、だるさを感じやすくなります。

さらに、家の中に湿気がこもると、カビやダニも増えやすくなります。
これらはアレルギーや咳、鼻づまりの原因になります。

特に注意したいのは、押し入れやクローゼット、窓まわりです。
空気が動きにくい場所ほど、湿気はたまりやすくなります。

季節の変わり目は、気温だけでなく湿度も大きく変わります。
その変化に家がついていけないと、体にも影響が出てしまうのです。


空気がよどみやすい家

「空気の流れ」も大切なポイントです。

窓をあまり開けない家や、風が通りにくい間取りの家では、空気がよどみがちになります。よどんだ空気には、ほこりやにおい、見えない汚れがたまりやすくなります。

きれいな空気を吸うことは、健康にとってとても大切です。外の空気が不安なときでも、家の中の空気が汚れていては意味がありません。

季節の変わり目は、花粉やほこりが増える時期でもあります。だからこそ、空気の質がより重要になるのです。


乾燥しすぎる家

冬から春にかけて、または秋の終わり頃に多いのが「乾燥」です。

空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜が弱くなり、ウイルスが入りやすくなります。結果として、風邪をひきやすくなったり、肌トラブルが起きたりします。
エアコンや暖房を使うことで、さらに乾燥が進むこともあります。

一見すると快適そうな室内でも、湿度が低すぎると体には負担がかかっているのです。


「見えない環境」が体調に影響する

こまで読んで、「家の中って意外と体に影響しているんだな」と感じたかもしれません。
温度、湿度、空気の流れ。これらはどれも目には見えません。でも、毎日体が感じているものです。
そして大切なのは、「どれか一つ」ではなく、これらが重なって影響するということです。

例えば、湿気が多くて空気がよどんでいる家では、カビが増えやすくなります。そこに温度差が加わると、さらに体調を崩しやすくなります。

つまり、家の環境はトータルで考える必要があるのです。


自然の力を活かすという考え方

では、どうすればいいのでしょうか。
もちろん、こまめな換気や掃除、加湿・除湿なども大切です。
でも、それだけでは追いつかないと感じることもあります。

そこで注目したいのが、「素材の力」です。
家に使われている素材によって、湿気を吸ったり吐いたり、空気をきれいにしたりする働きがあります。
人工的にコントロールするだけでなく、自然の力を借りることで、よりやさしい環境をつくることができるのです。


シラスという自然素材

その一つとして知られているのが「シラス」です。

シラスは、九州南部に広く分布している火砕流堆積物で、約2万7000年前の姶良カルデラの大噴火によって生まれた自然素材です。見た目は白っぽい土のようですが、とても細かい穴がたくさんあるのが特徴です。

この小さな穴が、湿気を吸ったり吐いたりする働きを助けてくれます。そのため、湿度が高いときは水分を吸い、乾燥しているときは放出するという、ちょうどいいバランスを保つ性質があります。

また、においや空気中の汚れを吸着する働きもあり、室内の空気環境を整えるのに役立ちます。


「快適さ」はあとから気づくもの

面白いのは、こうした環境の変化は「劇的に何かが変わる」というより、「なんとなく調子がいい」と感じることが多い点です。

朝起きたときのだるさが少ない。
季節の変わり目でも体調を崩しにくい。
部屋の空気が重く感じない。

こうした小さな違いの積み重ねが、日々の過ごしやすさにつながっていきます。


まとめ

季節の変わり目に体調を崩しやすい家には、いくつかの共通点があります。

・温度差が大きい
・湿気がこもりやすい
・空気がよどみやすい
・乾燥しすぎる

これらはすべて、「見えない環境」です。

だからこそ気づきにくく、対策も後回しになりがちです。でも、毎日過ごす場所だからこそ、その影響は少しずつ体に積み重なっていきます。

生活習慣を見直すことも大切ですが、家そのものの環境にも目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。

自然の力をうまく取り入れながら、季節の変化に負けない、やさしい住まいを考えてみてはいかがでしょうか。


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