子育て世代の新常識!シラス壁で快適&エコな住まい

2025/11/17(月) シラス壁コラム

はじめに

子どもが生まれると、家の中で気になることが一気に増えます。
「空気って大丈夫かな?」
「カビは生えていない?」
「においがこもってない?」
そんな“家の環境”に対する意識が、子育てをきっかけに高くなる家庭はとても多いです。

そして近年、子育て世代の間で静かに注目を集めている素材があります。それが “シラス壁” です。

この記事では、シラス壁が子育て世代に選ばれている理由、暮らしがどう変わるのか、わかりやすくお届けします。


シラス壁ってどんな素材?

「シラス壁」とは、およそ2万5千年前の大噴火によって九州南部に広がる火山噴出物“シラス”という自然素材を使って仕上げる塗り壁です。
ふだん何気なく触れている壁紙とはまったく別物で、人工的な接着剤などをあまり使わず、素材そのものの力を生かしている点が大きな特徴です。

シラス壁は、火山活動によって生まれた“シラス”という白い砂のような自然素材から作られています。
自然素材100%の壁材として知られており、ビニールクロスのように化学物質が使われていません。

一番の特徴は、「呼吸する壁」 だということ。

湿気を吸ったり吐いたりして、家の中の空気をちょうどいいバランスに保とうとする、ちょっと不思議な性質を持っています。


子育て世代にシラス壁が選ばれる理由

ここからは、子育て家庭が実際に「シラス壁にしてよかった」と感じやすい点にフォーカスしてまとめます。

① 空気がとにかく軽い。子どもが深呼吸しやすい家になる

赤ちゃんや小さな子どもは、大人と比べて“空気の悪さ”に敏感です。
ちょっとしたにおいやホコリにも反応しやすく、アレルギーを持つ子が増えているのも事実。

シラス壁は、空気中の化学物質やにおいのもとを吸着してくれるため、室内の空気がとても澄みやすくなります。

「朝起きたときの鼻づまりが減った」
「子どもの咳が落ち着いた」
といった声が多いのは、この“空気を整える力”の効果です。

② 家のにおいが残りにくい

子育て家庭では、においの発生ポイントが多くあります。

  • オムツ
  • 授乳後のミルクのにおい
  • ペット
  • 料理のにおい
  • 洗濯物の部屋干し

普通の壁だと、においがついてしまうことも多いのですが、シラス壁はにおいの元を吸って分解してしまいます。

家に帰ったときのあの独特の“こもった感じ”が出にくいので、自然と家の中がリラックス空間になります。

③ 子どもの落書きや汚れにも強い?意外と知られていない本当の耐久性

「自然素材って傷に弱そう」
そんなイメージを持っていませんか?

実はシラス壁は、見た目はやわらかくても中身はとても強い素材。
ペンの線がついてしまっても“削って直せる”ため、張り替えが必要なクロスと比べると、実は管理が楽なのです。

汚れを部分補修できるので、子どもが壁に触りまくる時期でもあわてなくて大丈夫。

④ 夏はカラリ、冬はしっとり。家の中の湿度が“育児向き”

育児中は、湿度も気になります。
湿度が高すぎるとカビが生えやすく、低すぎると風邪をひきやすくなります。
シラス壁は、湿気が多いと吸って、乾燥すると吐くという性質があり、“ちょうどよい湿度”を保つのが得意です。

独特のじめっとした空気が減り、洗濯物も室内で乾きやすくなるため、雨の日のストレスも軽減されます。

⑤ エアコンに頼りすぎない家=光熱費が自然に下がる

子育て中は、どうしても家にいる時間が長くなります。
エアコン、加湿器、除湿機、空気清浄機…。気づけば電気代がかさんでしまうものです。

シラス壁は、

  • 湿度調整
  • におい軽減
  • 空気の浄化
  • 室温を保ちやすい(調湿が効くため)

といった働きをするため、結果的に生活家電に頼りすぎなくても快適さが保たれる家 になります。
無理して節電する必要はありませんが、自然と光熱費が抑えられていくというイメージです。


子どもがのびのび育つ“落ち着いた空間づくり”にも向いている

最近の研究では、子どもの発達や集中力が“室内の空気の質”に大きく影響を受けることがわかってきています。
たとえば、日本で実施されている大規模調査「エコチル調査(JECS)」では、幼児期の室内汚染物質(PM₂.₅や化学物質)への曝露と、子どもの神経・発達の遅れに関連がある可能性が報告されています。
(参考:National Institute for Environmental Studies – Japan Environment and Children’s Study
https://www.nies.go.jp/jecs/researcher/publications.html)

さらに、JECSの関連研究では妊娠中の空気清浄機利用と乳児の神経発達の関係も示されており、室内環境が子どもの発達に影響を与えることが、複数の研究で裏付けられつつあります。
(参考:Matsumura et al., 2020、https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32630073/)

こうした背景から、「家の中の空気環境を整えること」は、子育て家庭にとって大切なポイントです。

シラス壁は、湿気やにおいを吸着し、空気をきれいに保つ働きがあるため、子どもが安心して過ごしやすい空間づくりに役立つ素材だと言えます。
さらに、光の反射も柔らかく、強い照り返しが少ないため、自然な明るさの中で落ち着いて過ごせる──という声も多いです。


SNSで話題になる“おしゃれな質感”

シラス壁は、近くで見るとざらっとした独特の質感があります。
これが照明に当たると陰影ができて、空間全体がとてもおしゃれに見えます。

「自然素材=素朴」ではなく、“ナチュラルで上品”という風合いです。

最近の住宅トレンドでは、
・北欧スタイル
・ナチュラルモダン
・和モダン
・カフェ風インテリア
といった雰囲気に非常にマッチします。

実際、インスタでは「#シラス壁」「#自然素材の暮らし」などの投稿が増えており、見た目が好きで採用する家庭も増えています。


長く住む家ほど、自然素材の価値が大きくなる

シラス壁は、使えば使うほど変化を実感しやすい素材です。とくに子育て家庭では、年月とともにメリットが増えていきます。

  • 子どもが成長しても、空気の良さはずっと続く
  • 壁の張り替え費用がほとんど必要ない
  • 10年、20年と経っても劣化しにくい
  • カビや結露の心配が減る
  • 部屋干しのにおいが出にくい

ライフスタイルが変わっても対応できる強さがあるため、“長期的に見てコスパが良い家”になりやすいのです。


シラス壁は“子どもの未来への投資”でもある

子どもの健康や暮らしやすさを考えたとき、家の“空気の質”は意外と見落とされがちです。

シラス壁がもたらしてくれるものは、単なる「ナチュラルな見た目」だけではありません。

  • 健康に良い空気
  • カビやにおいの少ない環境
  • エネルギーを使いすぎない家
  • 落ち着ける室内環境
  • 自然素材の安心感

これは、子どもが育つうえで大きな影響を持つものばかり。

家は、子どもの“第二の環境”です。
保育園や学校よりも、長く時間を過ごす場所だからこそ、素材選びはとても大切です。


まとめ:人が集まる場所ほど、“自然素材”が力を発揮する

子どもがいる生活は、ただでさえ忙しいもの。
家の空気・湿度・におい・掃除・光熱費…。気になることをすべて深追いするのは大変です。

そんな日々の悩みに、“素材そのもの”で答えてくれるのがシラス壁の強さです。

  • 空気がきれい
  • においが残りにくい
  • 湿気を調整してくれる
  • 省エネ効果が高い
  • 子どもにやさしい
  • メンテナンスが楽
  • 自然素材で安心
  • おしゃれに見える

これらのメリットをバランスよく持つ素材は、実はあまり多くありません。

子どものために、家族のために、無理せず快適に暮らせる家をつくりたい。
そんな子育て世代の新しい“住まいの常識”として、シラス壁はこれからもっと注目されていくはずです。


ダウンロード版資料請求   郵送版資料請求