育児中のママパパ必見!シラス壁の家で変わった暮らし

2025/11/10(月) シラス壁コラム

はじめに

子育て中の毎日は、あっという間に過ぎていきます。
おむつ替え、離乳食、洗濯、掃除、夜泣き…。
気がつけば1日が終わり、部屋はなんだか湿っぽく、子どもがハイハイする床にはホコリが舞っている。
「もっと快適に暮らしたいのに」と思っても、忙しさの中でできることは限られていますよね。

そんなママやパパに、ぜひ知ってほしいのが「シラス壁の家」です。
聞いたことはあっても、「自然素材なんでしょ?」「おしゃれだけど高そう」と思う人が多いかもしれません。
でも実際は、子育て世代にこそぴったりの壁材なんです。

この記事では、実際にシラス壁の家に住んで「暮らしがどう変わったのか」を、リアルな視点でわかりやすく紹介します。


そもそもシラス壁って何?

「シラス」とは、南九州を中心に広がる火砕流の堆積物。
火山の熱と圧力によって生まれた、細かく軽い土のような天然素材です。
このシラスを主成分にしてつくるのが「シラス壁」です。

つまり、自然の力をそのまま生かした塗り壁
化学のりや合成樹脂を使わず、環境にも人にもやさしい素材なんです。


シラス壁が子育て世代にぴったりな理由

では、なぜシラス壁がママやパパにおすすめなのでしょうか?
それにはちゃんとした理由があります。一つずつ見ていきましょう。

① 部屋の空気がきれいになる

子どもは大人よりも呼吸が早く、部屋の空気の影響を強く受けます。
でも、家の中には見えない汚れがたくさんあります。
ホコリ、花粉、ペットの毛、そして建材から出る化学物質(ホルムアルデヒドなど)

ところが、シラス壁にはそれらを吸着・分解する力があるんです。
これは、シラスの粒子が無数の「小さな穴(多孔質)」を持っているから。
この穴が、空気中の有害物質や臭いのもとを吸い取り、自然の力で中和してくれます。

実際にシラス壁の家に住む人の多くが、
「子どもの鼻水や咳が減った気がする」
「空気がすっきりして、朝起きたときのだるさがなくなった」
と感じているそうです。

② ジメジメ・結露・カビに強い

子どもが生まれると、部屋の湿気が一気に増えます。
洗濯物の室内干し、加湿器、料理の湯気…。特に冬場は窓に結露がびっしり、なんてこともありますよね。

その湿気をうまく調整してくれるのが、シラス壁のすごいところ。
湿気が多いときは吸い取り、乾燥しているときは吐き出す。まるで生きているように室内の湿度を一定に保ってくれるんです。

結果として、カビやダニが発生しにくく、赤ちゃんの肌トラブルも減りやすくなります。
「除湿器を使う回数が減った」という声もよく聞きます。

③ ニオイがこもらない家になる

子育て中の家は、なにかと“におう”ものです。ミルク、オムツ、離乳食、ペット、調理のにおい…。
普通の壁だと、それがどんどん染みついていきます。

でもシラス壁は、においの粒子を吸着して無臭化する力を持っています。
たとえば、焼き魚を焼いたあとの部屋でも、しばらくすればすっきり。
オムツ替え後のにおいも残りにくく、空気が自然とリセットされます。

来客が来たときに「なんかこの家、空気が気持ちいいね」と言われることも少なくありません。

④ 子どもが触っても安心

小さな子どもは壁を触ったり、よだれをつけたり、時には舐めてしまうこともあります。
でも、シラス壁は天然素材だけでできているため、体に悪い成分は一切ありません。
静電気も起きにくいので、ホコリや花粉が壁につきにくく、アレルギーの原因を減らすことにもつながります。

また、触り心地もサラッとしていて心地よいので、「うちの子、壁を触るのが好きなんです(笑)」という話もよく聞きます。

⑤ おしゃれでやさしい雰囲気

シラス壁は見た目にも特徴があります。ざらっとした自然な質感で、光が当たるとやわらかく反射します。
白っぽい色が多いですが、ベージュやグレーなどナチュラルカラーも豊富。
塗り方次第で、カフェのような温かい空間にもできます。

ビニールクロスにはない「ぬくもり感」があり、写真を撮ると背景が自然に映えるので、
お子さんの成長写真を撮るときにも映えます。


シラス壁の家に住んで変わったこと【体験談】

ここでは、実際にシラス壁の家に暮らす3組のご家庭の声を紹介します。

● 鹿児島県・Kさんご夫婦(3歳・1歳の兄弟)

「以前はアパート暮らしで、カビやにおいがすごく気になっていました。
シラス壁の家に住むようになってからは、梅雨でもジメジメしないし、
子どもたちが風邪をひきにくくなった気がします。
特に下の子の鼻炎がほとんど出なくなったのがうれしいですね。」


● 千葉県・Oさん(5歳女の子のママ)

「子どもが小さい頃、アレルギーが出ていたので、
化学物質が少ない家にしたくてシラス壁を選びました。
空気がカラッとしていて、洗濯物の乾きもいいです。
壁に絵を描かれたこともありますが、いずれ子どもが大きくなったら、
一緒にDIYでその部分を塗ってみようと思います。(笑)」


● 大阪府・Sさんご夫婦(共働き・0歳ベビー)

「共働きで家にいる時間は短いけど、帰ってきたときの空気が違うんです。
こもった感じがなくて、深呼吸したくなる。
それだけで一日の疲れが取れる気がします。」


子ども部屋との相性も抜群!

子ども部屋は特に「空気の質」が大事。
勉強、遊び、睡眠など、成長に関わる時間を多く過ごす場所です。
だからこそ、シラス壁の「空気清浄・調湿効果」は大きな意味を持ちます。

また、音をやわらげる効果もあるので、部屋の反響が少なく、静かで落ち着いた空間になります。
集中力を高めたい学齢期の子どもにも向いています。


掃除がラク!家事のストレスも減る

シラス壁は静電気を帯びにくいので、ホコリが壁にたまりません。つまり、掃除の回数を減らせるんです。
ビニールクロスのように黒ずんだ汚れが広がることもなく、乾いた布やブラシで軽くなでるだけでOK。

忙しい育児の中で、掃除の手間が減るのは本当に助かります。ママのストレスが減ると、家全体の空気も明るくなりますよね。


コストは高い?実はトータルでお得

「自然素材の壁って高そう」と思うかもしれません。確かに、初期費用はビニールクロスより少し高めです。
でも、シラス壁は長持ちしてメンテナンスがほとんどいらないため、長期的に見ればコストはむしろ安くなります。

ビニールクロスは10年ごとに張り替えが必要ですが、シラス壁は30年経っても軽い補修だけで済むことが多いです。
しかも、塗り替えるたびに「新築のような清々しさ」が戻ります。

 

家族の健康と心を守る壁

シラス壁の家に暮らして感じるのは、「空気がやさしい」と「気持ちが落ち着く」ということ。
これは、数字や性能表では表せない“感覚の安心”です。

子どもが笑って、ぐっすり眠って、ママやパパが深呼吸できる家。
その基礎を支えているのが、見た目には地味な「壁」なんです。


まとめ:子どもと一緒に育つ家を

シラス壁はただの建材ではなく、**「暮らしの質を育てる素材」**です。

  • 有害物質を吸着して空気をきれいにする
  • 湿度を調整してカビや結露を防ぐ
  • においを分解して部屋がすっきり
  • 自然素材で安心安全
  • 長持ちしてメンテナンスが簡単

子どもが成長しても、家はずっと呼吸し続けてくれる。そんな“育つ家”を選ぶことは、未来の家族へのプレゼントです。