健康住宅を叶える秘訣!シラス壁の知られざる魅力

2025/09/03(水) シラス壁コラム


はじめに

家はただ「雨風をしのぐ場所」ではありません。毎日を過ごし、家族の健康や心の安らぎを育む大切な場所です。だからこそ「健康住宅」という言葉に注目が集まっています。

健康住宅というと、空気清浄機を置いたり、高性能の断熱材を使ったりするイメージが強いかもしれません。でも、実はもっと身近なところ――壁材が健康に大きな影響を与えているのです。

この記事では、火山の恵みから生まれた自然素材「シラス壁」に焦点を当て、あまり知られていない魅力をお伝えします。


シラス壁とは?基本から知ろう

シラス壁の「シラス」とは、2万5千年前、現在の鹿児島湾北部を火口とする姶良カルデラの大噴火によって発生した火砕流が堆積したものです。マグマが急激に冷やされて火砕流となったため、噴火前のマグマの成分の多くが揮発せずに閉じ込められています。

このシラスを使った壁材が「シラス壁」。100%自然素材で作られており、化学物質を含まないため、体にも環境にもやさしいと注目されています。

でも「自然素材だから体にいい」というだけでは終わりません。実は、シラス壁にはまだあまり知られていない驚きの特徴があるのです。


知られざる魅力① 空気を自ら浄化する力

多くの壁材はただ「仕上げ」として存在しているだけです。しかしシラス壁は違います。

シラスは無数の細かい穴を持っていて、この穴が空気中の有害物質や嫌なにおいを吸い込みます。しかも、ただ吸うだけではなく分解までしてしまうのです。

例えるなら「部屋全体が空気清浄機になっている」ようなもの。機械の音もフィルター交換もいらず、静かに空気を整えてくれる――これは他の壁材にはない独自の力です。


知られざる魅力② 湿度を自然にコントロール

日本の家でよくある悩みが「夏のジメジメ」と「冬の乾燥」。

シラス壁は呼吸するように湿気を吸ったり吐いたりします。梅雨の時期は余分な水分を吸い込み、冬にはため込んだ水分を放出。これにより、カビの発生を防ぎ、喉や肌の乾燥も和らげてくれるのです。

「加湿器や除湿器に頼らなくても、壁が勝手に調整してくれる」――まさに自然素材ならではの働きです。


知られざる魅力③ 結露を防ぎ、家を長持ちさせる

結露はカビやダニの温床になるだけでなく、家そのものを傷めます。壁紙や木材が傷むと、修繕費用もばかになりません。

シラス壁は湿度をうまく調整してくれるので、結露を起こしにくいのが特徴。結果として、人の健康を守るだけでなく、家の寿命も延ばしてくれるのです。


知られざる魅力④ 除菌・抗ウイルス効果

シラス壁には、菌やウイルスの活動を抑える効果があることが実験でも確認されています。

例えば、インフルエンザウイルスや大腸菌などの増殖を抑える作用があり、日常的に清潔な空気環境を維持するのに役立ちます。

とくに小さな子どもや高齢者がいる家庭では、「壁自体が感染症対策に一役買ってくれている」という安心感は大きな魅力です。


知られざる魅力⑤ 吸音効果で静かな暮らしを

シラス壁は多孔質で、音を乱反射させたり吸収したりする性質があります。そのため、部屋の中の響きをやわらげ、外からの騒音も軽減してくれるのです。

テレビの音がクリアに聞こえたり、子どもが騒いでも声が外に漏れにくかったり。マンションや住宅密集地に住む方にとっては、大きなメリットになるでしょう。

「健康」だけでなく「快適な静けさ」まで与えてくれるのが、シラス壁の奥深さです。


知られざる魅力⑥ デザインの自由度

自然素材と聞くと「和風」や「土壁」のイメージを持つ人も多いでしょう。ところがシラス壁は仕上げ方や色のバリエーションが豊富。

明るい色で子ども部屋を cheerful に仕上げたり、落ち着いたトーンで寝室をホテルライクにしたり。和室にも洋室にもなじむのが魅力です。「健康」と「おしゃれ」を両立できる点は、他の自然素材にはない強みです。


知られざる魅力⑦ メンテナンスの手軽さ

「自然素材ってお手入れが大変そう」と思われがちですが、実は逆。

シラス壁は静電気を帯びにくいため、ホコリがつきにくいのです。普段はサッとはたくだけ。もし汚れても、軽く削ったり補修材でリタッチするだけでリフレッシュできます。クロスのように数年ごとに全面張り替える必要がないので、長期的に見ると経済的です。


知られざる魅力⑧ エコな製造プロセス

シラス壁は「製造段階」から環境にやさしいのも大きな特徴です。

一般的な壁材は高温で焼成したり、多くの化学物質を添加したりしますが、シラス壁は火山の恵みをほぼそのまま活用。加工に必要なエネルギーも少なく、二酸化炭素の排出を抑えた製造が可能です。

つまり、シラス壁を選ぶことは「自分の家族の健康」だけでなく「地球環境の健康」にもつながっているのです。


実際に暮らしてみて感じた変化

家族の体調が変わった

シラス壁の家に引っ越してから、子どもの鼻炎の症状が軽くなった気がします。花粉の季節も以前ほどつらそうにしていません。医師から「住環境が体に与える影響は大きい」と聞き、納得しました。

部屋干しが快適に

梅雨時の部屋干しはいつも憂うつでしたが、シラス壁にしてからは生乾き臭が激減。湿度がこもらないので洗濯物がよく乾くのです。

来客が驚く「空気の軽さ」

友人を招いたときに「空気が気持ちいいね」と言われることが増えました。においが残らないので、ペットがいることに気づかれないことも。


他の素材と比べてみると

  • ビニールクロス
    安価で施工も簡単だが、湿気やにおいには弱い。数年で張り替えが必要。

  • 漆喰
    自然素材で調湿効果もあるが、においの分解力や抗菌性ではシラス壁が優位。

  • シラス壁
    調湿・消臭・抗菌・吸音・耐久性に優れ、メンテナンスも手軽。初期費用はやや高いが、長期的には経済的でエコ。

こうして比べてみると、シラス壁は「コストよりも家族の健康と安心を優先したい」という人に最適な選択だとわかります。


まとめ

健康住宅を叶える秘訣は、最新家電や高級設備だけではありません。
「壁」という日常の背景を見直すことこそ、本当の健康づくりにつながります。

シラス壁は、

  • 空気を浄化する
  • 湿度を調整する
  • 結露やカビを防ぐ
  • 除菌・抗ウイルス効果
  • 吸音で静かな環境をつくる
  • デザイン性が高い
  • メンテナンスが簡単
  • 製造からエコで地球にやさしい

といった多くの魅力を備えています。

これまで「ただの壁」と思っていた存在が、実は家族の健康や暮らしの質を大きく左右している――その事実に気づいたとき、あなたの家づくりの考え方はきっと変わるはずです。

健康で快適な住まいを目指すなら、ぜひ一度「シラス壁」という選択肢を検討してみてください。


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