アレルギー対策にシラス壁!花粉やハウスダストを軽減する仕組み

2025/04/22(火) シラス壁コラム


はじめに

春になると目がかゆくなったり、鼻がムズムズしたり…花粉症の人にとってはつらい季節ですよね。それだけでなく、一年を通してくしゃみや鼻水が止まらない…という人は、ハウスダストやダニなど、家の中の空気に含まれるアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)が原因かもしれません。

「じゃあ空気清浄機を置けばいい」と考える人も多いですが、実は壁材にもアレルギー対策の大きなヒントがあるんです。今回は、「シラス壁」という自然素材の壁材が、花粉やハウスダストを軽減してくれる理由と、その仕組みについて、やさしく解説します。


家の中がアレルゲンの温床に?

「外から帰ってきたのに、家の中でもくしゃみが止まらない」
そんな経験、ありませんか?

実は、私たちが安心して過ごしている家の中にも、たくさんのアレルゲンがひそんでいます。

主なアレルゲンは次のとおりです。

  • 花粉(春や秋に飛んでくる植物の花の粉)
  • ハウスダスト(ホコリ・繊維くず・ダニの死がいやフンなど)
  • カビの胞子
  • ペットの毛やフケ

特にハウスダストや花粉は、空気中にふわふわと舞っていて、目には見えにくい存在。でも、吸い込んでしまうと体の中でアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水、ひどいときは咳やぜんそくの原因になります。


空気清浄機や掃除だけで足りない理由

もちろん、空気清浄機やこまめな掃除はとても大切です。でもそれだけでは、完全にアレルゲンを取り除くことはできません。

なぜなら——

空気清浄機は、空気中の汚れをフィルターで吸い取りますが、ずっと電源を入れておく必要があります。

掃除をしても、壁や天井に付いたアレルゲンまではなかなか取れません。

家具の裏やカーテンのように見えにくい場所にもアレルゲンは潜んでいます。

つまり、「空気中に舞い上がる前に」「目に見えないところで」アレルゲンを減らす方法があれば、それがいちばん理想的なんです。


そこで登場!シラス壁のすごい働き

ここで登場するのが「シラス壁」。
これは、南九州地方に広がる火山噴出物(シラス台地)からできた自然素材で作られた壁材です。

でも「ただの土でできた壁でしょ?」とあなどってはいけません。
シラス壁には、アレルゲンを減らしてくれるすごい力があるのです。

では、なぜシラス壁がアレルギー対策になるのか、4つのポイントで見ていきましょう。

1. 有害物質やニオイも一緒に分解!

花粉やホコリだけでなく、室内の空気には目に見えない「化学物質」も含まれていることがあります。例えば、家具の接着剤や合成塗料から出る「ホルムアルデヒド」などがその代表です。

こういった化学物質も、アレルギーの原因になることがあるため、できるだけ減らしたいところ。

シラス壁は、吸着したこれらの化学物質を、ただ「ためこむ」だけではありません。自ら分解するという驚きの力を持っています。

これは、シラスが持つ「光触媒(ひかりしょくばい)」に似た働きによるもの。特別な加工をしなくても、自然のままで空気清浄機のような役割を果たすのです。

2. 湿度を調整してカビ・ダニの発生を防ぐ

アレルゲンのなかでも、ダニのフンや死がいは特に強いアレルギー症状を引き起こすと言われています。そしてダニが好むのが「高温多湿」の環境。

シラス壁は、湿度が高くなると水分を吸い取り、逆に乾燥していると水分を放出してくれる「調湿機能」を持っています。このおかげで、室内の湿度が安定し、カビやダニが発生しにくい環境を保てるのです。

これにより、ハウスダストの発生源を根本から減らすことができます。

3. 静電気が起きにくく、ホコリがつきにくい

ビニールクロスやプラスチック製の壁材は、静電気を帯びやすいため、空気中のホコリや花粉を吸い寄せやすいという欠点があります。

一方で、シラス壁は自然素材でありながら静電気をほとんど発生させないという特徴があります。だから、ホコリやアレルゲンが壁にくっつきにくく、舞い上がることも少なくなるのです。

目立たないようでいて、この「静電気が起きにくい」というのは、アレルギー対策としてかなり大きなポイントです。

4. 安全性がとにかく高い!子どもやペットにもやさしい

小さな子どもがいる家庭や、ペットを飼っている家では、特に安全性が気になりますよね。

シラス壁は完全自然素材なので、有害な化学物質を一切含みません。子どもが間違って触れても、ペットが近くで寝ていても安心です。

また、火にも強く、燃えても有害ガスを出さないため、災害時の安全性にも優れています。日常の空気のきれいさだけでなく、「いざというとき」にも頼れる壁材です。


他の壁材とどう違う?アレルギー対策の観点で比べてみよう

壁材 アレルゲン吸着 調湿機能 静電気の発生 安全性
ビニールクロス × ほとんどなし × なし × 起きやすい △ 接着剤注意
珪藻土 ○ ある程度 ○ ある △ 製品による ○ 自然素材
シラス壁 ◎ 強力に吸着 ◎ 高性能 ◎ 発生しにくい ◎ 自然素材+無添加

 


まとめ:シラス壁は、住む人の健康を守る“見えない空気清浄機”

花粉やハウスダストに悩む人にとって、家の中は「癒やしの空間」であると同時に「アレルゲンのたまり場」にもなり得ます。

でも、シラス壁はそんな悩みを根本から減らしてくれる、頼れる存在。空気をきれいに保ち、湿度を調整し、アレルゲンの原因になる化学物質を吸着・分解することで、空気の中の「目に見えないストレス」を取り除いてくれます。

特別な手入れも必要なく、ただそこに「ある」だけで、家族の健康を守ってくれる——そんなシラス壁の力、ぜひ一度体験してみてください。


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