在宅ワークに最適!シラス壁で集中できる空間をつくる

2025/11/28(金) シラス壁コラム

はじめに

在宅ワークが当たり前になってから、「家の中でも集中できる場所がほしい」と感じる人が一気に増えました。
けれど、いざ仕事用のスペースをつくろうとしても、思ったより難しいものです。

たとえば、リビングの一角を使おうと思っても、生活音が気になる。自室に机を置いてみても、なんだか空気がこもって頭が重い。気持ちを切り替えようとしても、なかなかスイッチが入らない。そんな悩み、あなたにもありませんか?

そこで今回おすすめしたいのが 「シラス壁」 を使ったワークスペースづくりです。シラス壁は、日本の火山から生まれた自然素材で、昔ながらの土壁に近い性質を持ちながら、現代の住まいに合わせて性能が進化しています。

コンクリートやビニールクロスとは違い、ただの「壁の仕上げ」ではなく、空気・湿度・音・気持ちにまで影響を与える、ちょっと特別な存在です。

この記事では、他のサイトではあまり語られていない、「なぜ在宅ワークに向いているのか」「どんな変化が起きるのか」 を、できるだけわかりやすく、体験を交えながら紹介します。


シラス壁とは?〜火山がくれた意外な仕事環境改善素材〜

まず、シラス壁について簡単に説明します。

“シラス” とは、約2万5千年前に南九州で起きた巨大噴火で、大量に噴き出した火砕流が積もってできた火山性堆積物のことです。
南九州地方では大きなシラス台地が広がっており、この素材を使ってつくる壁が「シラス壁」です。

一般的なクロス壁は、見た目はきれいでも、空気や湿度を調節する働きはありません。一方のシラス壁は「呼吸する壁」と呼ばれるほど、空気との相性が良いのが特徴です。

在宅ワークというと、パソコンや机の配置ばかり気になりますが、本当は 部屋の空気の状態 が集中力に大きく関わっています。だからこそ、壁の素材にこだわるのはとても合理的なのです。


なぜ集中できるのか?シラス壁がもたらす4つのメリット

ここからは、在宅ワークとの相性が良い理由を、できるだけ実感しやすい言葉で説明します。

① 空気がすっきりして頭が重くない

テレワーク中、なんとなく空気がこもって頭がぼーっとした経験はありませんか?

シラス壁には 消臭・空気清浄の性質 があり、部屋に漂うニオイや化学物質を吸着してくれます。鼻に感じる匂いだけでなく、体が知らないうちに反応している「空気の質」まで変わるため、仕事中のだるさが軽くなります。

集中しようとしても、頭の奥が重いような感覚があると効率は落ちるもの。シラス壁はその原因の一つを静かに取り除いてくれます。

② 乾燥しすぎずジメジメしない、理想の湿度へ

室内の快適性に関する国際基準「ASHRAE Standard 55」では、相対湿度30〜60%が快適な範囲とされています。
この中でも40〜60%は特に生理的負担が少なく、集中しやすい湿度帯とされます。

でも実際の室内は、冬は乾燥しすぎ、梅雨はジメジメしすぎることが多いですよね。
シラス壁は湿度を吸ったり吐いたりして、部屋をちょうどよい状態に保ってくれます。湿度が安定すると、

  • のどが痛くなりにくい
  • 眠気が出にくい
  • タイピングのミスが減る
  • 集中の持続時間が長くなる

という、意外に大きなメリットが生まれます。

③ 反射が少ないので目が疲れない

パソコン作業をすると、光の反射がとても気になります。
一般的なクロス壁は光を反射しやすく、特に白いクロスは眩しさを感じることもあります。シラス壁は表面が少しザラザラしているため、照明の光を柔らかく散らしてくれます。
結果として、目が疲れにくく、長時間の作業でもストレスが少なくなる のです。

④ 音が落ち着いて、オンライン会議も快適

シラス壁は表面に細かな穴や凹凸があるので、音の反響をやわらげる 作用があります。
普通の家の壁は、何もないと声が跳ね返って軽い「響き」が生まれます。小さな反響でも、人の耳は無意識に疲れやすく、オンライン会議が続くとどっと疲れが出てしまいます。

シラス壁のある部屋は、声が落ち着いて聞こえるため、

  • 会議の声がクリア
  • 自分の声も自然
  • 長時間の会話でも疲れにくい

といった効果を実感しやすくなります。

まさに「音のストレスを減らす壁」と言えるでしょう。


生活スペースと仕事スペースを自然に切り替える不思議な作用

在宅ワークで難しいのが、気持ちの切り替え です。

気を抜けば家の空気に引っ張られ、仕事が散漫になってしまうこともあります。シラス壁のワークスペースは、視覚・空気・音の質が変わるため、部屋そのものが「仕事モード」に切り替わるスイッチになります。

人間は環境の変化にとても敏感です。机を変えても気持ちが変わらないのに、なぜか壁が変わると集中できる…そんな体験をする人は少なくありません。


シラス壁を使ったワークスペースの実例

実際にシラス壁を採用された方の感想をご紹介します。


私は実際にシラス壁を使った仕事部屋で作業したことがありますが、特に印象的だったのが「夜の作業のしやすさ」でした。
夜は室内の空気が重くなりがちで、照明も疲れが出やすく、音も静かな分だけ反響が気になるものです。

しかしシラス壁の部屋では、
 ・夜でも空気が重くない
 ・光が柔らかく、目がチカチカしない
 ・小さな音でも落ち着く

という、なんとも言えない快適さがありました。「静かなのに息苦しくない部屋」というのは、普通の壁ではなかなか味わえません。


どんな部屋につくるべき?おすすめの配置

在宅ワークのためにシラス壁を使うなら、次のような場所が特におすすめです。

● 書斎や個室の一面だけ

部屋全体を変えなくても、一面だけのシラス壁 で十分効果が出ます。

● リビングの一角を区切るように

在宅ワークでリビングを使わざるを得ない人も多いですが、壁1面を変えるだけで空気が別物になります。

● パソコンの背景になる面

オンライン会議の背景としてもナチュラルで上品。光の反射も少なく、長時間画面前にいても負担が少ないです。


シラス壁の注意点と上手な付き合い方

良いところばかりに見えるシラス壁ですが、注意点もあります。

  • 強くこすると粉がつくことがある
  • 家具をぶつけると欠ける可能性
  • 左官仕上げなので、施工の腕で見た目が変わる

ただし、これらは自然素材ゆえの「味」でもあります。
大事なのは、見た目の均一さではなく、生活の心地よさを優先する という視点です。


まとめ:在宅ワーク時代の新しい選択肢として

シラス壁は「ただの壁」ではなく、毎日の気持ちや働き方にまで影響を与えてくれる素材です。
テレワークが続けば続くほど、環境づくりの大切さに気づくはずです。机・椅子・モニターにこだわるだけでは、どうしても限界があります。

「空気」と「音」と「光」
この3つを変えるシラス壁は、在宅ワークを根本から支えてくれる存在と言えるでしょう。

もしあなたが、
「もっと集中できるスペースがほしい」
「家でも仕事モードに切り替えたい」
「リラックスしながら働きたい」

と考えているなら、シラス壁は新しい選択肢になるはずです。


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