マンションでもシラス壁リフォームは可能?費用と注意点を解説

はじめに
「シラス壁」という言葉を聞いたことはありますか?
自然素材の壁として人気があり、戸建て住宅ではよく使われています。でも、いざマンションで使おうとすると、「本当にできるの?」「管理規約に引っかからない?」と不安になりますよね。
この記事では、マンションでもシラス壁リフォームは可能なのか、そして費用の目安や注意点を、できるだけわかりやすく説明します。専門知識がなくても読める内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそもシラス壁ってなに?
シラス壁は、約2万5千年前に南九州で起きた巨大噴火による火砕流が積もってできた「シラス」を使った塗り壁です。
シラス壁の主な特徴
・湿気を吸ったり吐いたりする
・ニオイを減らす力がある
・化学物質を使わない
・静電気が起きにくく、ホコリがつきにくい
こうした理由から、「空気がきれいに感じる」「家に入ったときの感じが違う」と言われることも多い壁材です。
マンションでもシラス壁リフォームはできる?
結論から言うと、条件を守れば可能です。
ただし、戸建てよりも確認することが多いのがマンションの難しいところです。
ポイントは「専有部分」だけ
マンションには、「専有部分」と「共用部分」があります。
・専有部分:自分の部屋の中
・共用部分:外壁、廊下、ベランダなど
シラス壁リフォームができるのは、専有部分の室内壁だけです。
外壁やベランダ側の壁は、たとえ自分の部屋に面していても勝手に工事できません。
管理規約のチェックは必須
マンションでリフォームをする前に、管理規約を必ず確認しましょう。
管理規約には、こんなことが書かれている場合があります。
・壁の仕上げ材に制限がある
・音や振動が出る工事は禁止
・下地を傷つける工事は不可
工事を行うためには、事前申請が必要なマンションがほとんどです。
「内装だから大丈夫だろう」と思って勝手に進めると、トラブルになることもあるので注意しましょう。
マンションでシラス壁を使うメリット
① 湿気対策になる
マンションは気密性が高く、結露やカビに悩む人が多いです。
シラス壁は湿気を調整してくれるので、ジメジメしにくい部屋になります。
② ニオイがこもりにくい
料理のニオイ、ペットのニオイ、生活臭。
シラス壁はニオイ成分を吸着する性質があります。
③ ビニールクロスより長持ち
クロスは10年ほどで張り替えが必要ですが、シラス壁はきちんと施工すれば長期間使えます。
見た目の変化も少なく、味わいとして楽しめるのもポイントです。
気になる費用の目安
一番気になるのが費用ですよね。
シラス壁(内装用)の費用相場
・1㎡あたり:6,000円〜13,000円前後 ※シラス壁の材料費及び標準施工費
これはあくまで目安です。下地の状態や施工範囲、職人さんの技術によって大きく変わります。
クロスより高い理由
シラス壁は、職人の手作業で仕上げます。そのため、材料費だけでなく施工費が高くなります。
ただし、「張り替えが少ない」「空気環境が良くなる」と考えると、長い目ではコスパがいいと感じる人も多いです。
マンションならではの注意点
ここはとても大事なポイントです。
① 重さの問題
シラス壁はクロスより重くなります。壁に直接塗る場合、下地の強さを確認しないといけません。
古いマンションでは、下地補強が必要になることもあります。
②施工業者を選ぶ必要がある
シラス壁は、だれでも施工することは可能ですが、マンション施工の経験がある業者を選ぶことで、より良い仕上がりになります。
安さだけで選ぶと、ヒビ割れやムラの原因になります。
③ 全面施工しなくてもいい
「全部シラス壁にしないと意味がない」と思う人もいますが、そんなことはありません。
・リビングの一面だけ
・寝室だけ
・玄関まわりだけ
こうした部分使いでも、十分効果を感じられます。費用を抑えたい人にもおすすめです。
失敗しないためのコツ
最後に、後悔しないためのポイントをまとめます。
・管理規約を必ず確認する
・事前に管理組合へ相談する
・マンション施工の実績がある業者を選ぶ
・見本や施工事例を見せてもらう
・一部施工から検討する
この5つを守るだけで、失敗のリスクはかなり減ります。
まとめ:マンションでもシラス壁は「アリ」
マンションでも、条件さえ守ればシラス壁リフォームは十分可能です。費用は少し高めですが、空気の質や住み心地を大切にしたい人にはとても相性のいい壁材です。
「見た目だけでなく、毎日の暮らしを気持ちよくしたい」
そんな人は、シラス壁という選択肢を一度考えてみてもいいかもしれません。
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