美しい和風の住まい

茨城県

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懐かしさと新しさが共存する、(株)シンセイ モデルルーム(茨城県つくばみらい市)。
凛とした和の美しさに包まれています。

 

みらい平駅(つくばエクスプレス線/茨城県つくばみらい市)から徒歩1分の好立地にある、茨城県のゼネコン(株)シンセイのモデルルーム。
社寺建築を思わせる、威風堂々とした落ち着きのある佇まいです。

 

あらわしの梁とシラス壁の調和が美しいリビング・ダイニング。

あらわしの梁とシラス壁の調和が美しいリビング・ダイニング。
SN-4 アラバケ引きヘッドカット仕上げ

「クライアント((株)シンセイ)からの要望は“和風”“平屋”でした。」
と話すのは、この設計を手がけた(株)レーモンド設計事務所関谷源次氏。

 

印象的な青緑色の屋根、深い軒

印象的な青緑色の屋根、深い軒。
平屋ならではの水平に広がる落ち着いた外観。

「ここでは、素材感を大切にしています。
シラス壁(薩摩中霧島壁)、無垢のフローリング、つやを抑えた塗装。和室は、藁スサ入りの塗り壁、カシュー仕上げの床の間、網代貼りの天井。玄関は、床を玉砂利洗出し仕上げとしました。」

 

直線が美しい廊下

直線が美しい廊下。梁に意匠性を持たせ、さらにルーバーとしての役割も持たせている。
照明により、シラス壁が豊かな表情を見せる。
SN-4 アラバケ引きヘッドカット仕上げ

関谷氏とシラス壁の出会いは、約6年前の建築建材展(東京ビッグサイト)。
高千穂ブースでの薩摩中霧島壁 施工実演に足をとめたとのこと。
石膏ボードに直接塗りというのが珍しかったそうです。
この出会いがきっかけとなり、当時設計中の都内の住宅に採用となりました。
「猫を飼っている家のため、匂いを消すのに大変役立っていると思います。消臭効果があるので、トイレにも採用しました。」

「薩摩中霧島壁の採用にあたり不安だったことは、ひび割れでした。
実際、ベニア下地のところはクラックが入り苦労しましたが、石膏ボード下地の部分は入りませんでした。左官は多少割れても仕方ないですしね。」

 

濃茶の梁と白色の壁の清楚なバランス

濃茶の梁と白色の壁の清楚なバランス。
越屋根から差し込む光が部屋全体を優しく包み込む。

「シラス壁の気に入っているところは、“素材感”。ざらっとしているところがいい。
ラフな感じが好きなんです。」
(株)シンセイのモデルルームにおいては、シラス壁の素材感を表現するために、あえてきれいにやらないでほしいと左官職人に要望したそうです。
光、照明、天候、時間等により異なる表情を見せる壁の陰影が、家全体をシックで落ち着いた印象に演出しています。

 

日本ならではの技が凛とした和の美しさを引き出している

太古張りの襖、目透かし貼り、網代貼り等、日本ならではの技が凛とした和の美しさを引き出している。

リビングでは、米マツ太鼓落しの梁をあらわしにして、シラス壁との色のコントラストを楽しむことができます。

「ただ汚くなるのではなく、年月を経るごとに味わいを増す建物になるような素材を選択しました。時間と共に、いい感じになじんでいくことでしょう。」

 

外部と自然に溶け込む玄関ホール

外部と自然に溶け込む玄関ホール
SN-4 アラバケ引きヘッドカット仕上げ


 

木の家を建てるときの木の性質にあわせて使い分けをすることが語源の“適材適所”。
このモデルルームは、まさに住まいの適材適所といえます。木のみならず素材の特性を活かした心地よい空間は、末永く受け継がれていくことでしょう。
シラス壁も、他の素材と調和しながら、住まいのこれからを見守りつづけます。

設計:関谷源次
株式会社 レーモンド設計事務所
〒151-0053 東京都渋谷区代々木5丁目58-1
電話:03-5453-3111  FAX:03-3460-3604
URL:http://www.raymondsekkei.co.jp/

施工:株式会社 シンセイ
〒300-2416 茨城県つくばみらい市東楢戸1393
電話:0297-52-7111  FAX:0297-52-6181
URL:http://www.shinsei-tx.com/