自然素材をふんだんに使った空間でリフレッシュ
福岡県福岡市
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今回ご紹介するシラス壁の施工事例は、今年9月1日にオープンしたCDとリラクゼーションのお店、「響の処(オトノハ)」様です。
こちらのお店があるのは福岡県福岡市の薬院。
古くから薬草園や施薬院があったことが地名の由来だそうで、現在は福岡の中心である天神や博多にも近い高級住宅街として知られています。
西鉄薬院駅から徒歩約7分。
高宮通りの喧騒から少し離れたマンションの1階にあります。
オーナーで「音のコンシェルジュ」でもある後藤言子様は、ご実家であるCDショップの経営に携わったりFM放送のパーソナリティを努めるなど、音楽関連の経験が豊富な音のスペシャリスト。この「オトノハ」というスペースには、「聞く人にあった良質の音楽を最高の環境と音質でお届けしたい」という後藤様の長年の夢が込められているそうです。
店内の床は、熊本県小国町の皇杉といわれる無垢材。感触が柔らかく心地よい温かみを感じる床材です。
最初は普通のカーペットや壁紙を使うつもりだった後藤様がこの床材に出会った時、すぐに「体が喜んでいる感覚」を感じ、これをきっかけに、身体への負担ができるだけ少ない建材を使いたいと考えはじめたそうです。そして、一級建築士であるお友達から教えてもらったのがシラス壁。建設会社に頼ることなくオーナーの後藤様自らシラス壁のことを調べてくださり、採用を決定していただきました。
シラス壁が使われているのは2室ある「個室」。寝転ぶもよし、座禅を組むもよし。ひとりで好きな音楽を聴きながら、誰にも邪魔されずにリラックスできる空間です。
採用いただいたのは「薩摩中霧島壁 SN-20」。施工の際はオーナーである後藤様がつきっきりになり、好みの風合いになるよう左官職人さんに注文をつけたとのこと。職人さんとしてもやりがいを感じられたのではないでしょうか。
後藤様によれば、オープン前に汗臭い男性が入った後でもニオイが気にならなかったそうです。不特定のお客様が個別に利用するので、ニオイが残らないというのは重要ですね。
実際に中に入って扉を閉めてみると、シラス壁の部屋特有のひんやりとした清涼感が感じられます。
来店されるお客様は女性が多いようですが、後藤様からは「40代くらいの忙しい男性ビジネスマンにこそ来ていただきたい。」とのこと。
最近は自宅でも携帯や音楽プレーヤーなどイヤフォンで音楽を聴く人が多いようですが、時には、音楽を聴くためにつくられた特別な空間で、高音質の音響システムを使って、自分に合った音楽を聴くというのも良いのではないでしょうか。
CDとリラクゼーション 響の処(オトノハ)
〒810-0014
福岡県福岡市中央区平尾1-13-19 ニューライフ平尾106
電話 092-791-1092
URL:http://www.otonoha-cd.com/