ATELIER N 様
こもれびの家
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玄関
リビング
ダイニング
ダイニング・キッチン
ダイニング・キッチン
ダイニング・キッチン
ダイニング・キッチン
ダイニング・キッチン
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ダイニング
ダイニング・キッチン
作品名 こもれびの家
使用したシラス建材
ビオセラ(ソフトヘアライン仕上げ)
使用した自然素材
床:ナラ縁甲板
天井、軒板:杉縁甲板
・・・無垢板による調湿機能。熱伝導性が低いため、触れてもひんやりせず、肌触りが優しい。
壁:大谷石(薪ストーブ廻り)
・・・耐火性に優れている。
自然素材に対する思い等
内装は、服にたとえると直接肌に触る下着と同じものだと思います。高気密化の進んだ現代の住宅において、使う材料の選択は、健康や環境に大きく関わる問題だと思います。
自然素材は、ひびが入ったり、拭き掃除がしづらいなどのデメリットもありますが、使い方の工夫で健康的な空間がつくれると思います。
設計主旨
『廻りをすべて住宅に囲まれた敷地だが、まるで森の中に建っているような雰囲気の住宅がほしい』というリクエストのもと、駅から程近い住宅地にある旗竿状の敷地に計画した住宅。
敷地全体に茂った祖父の植えた木々をなるべく伐採しないようにするため、建物を斜めに配置することで、建物と既存の塀との距離がとれ、周辺から視線が届かない場所に複数の庭を配することで、まるで森の中にいるような感覚につながるよう計画した。
玄関、リビング、ダイニングキッチンに行くに従って天井高さを徐々に高く開放し、長い廊下を抜けたリビングで横方向にも広がりを待たせるなど奥深い空間構成にすることで、周辺の喧騒から距離を置きつつ、開放的な室内に木漏れ日の心地よい風が通り抜けるそんな住空間を実現した。
奥深い空間構成でありながら、家族の集まるリビングダイニングを中心に家族の気配を感じることができるように計画するとともに、立体的に視線をずらすなど程よい家族間の距離感についても考慮した。また、洗濯等の家事動線や、収納の計画にはかなりの時間をかけて練り上げた住まいとなった。
また壁面の面積が広い壁はのっぺりした印象を与えてしまうが、自然素材の仕上げを採用することで、表情ある豊かな空間を演出した。
写真説明
・komorebi-01 : 玄関
・komorebi-02 : リビング
・komorebi-03 : ダイニング
・komorebi-04 : ダイニング・キッチン
・komorebi-05 : ダイニング・キッチン
・komorebi-06 : ダイニング・キッチン
・komorebi-07 : ダイニング・キッチン
・komorebi-08 : ダイニング・キッチン
・komorebi-09 : ダイニング・キッチン
・komorebi-10 : ダイニング
・komorebi-11 : ダイニング・キッチン