マンションの空気が変わる!シラス壁リフォーム実例

2026/01/19(月) シラス壁コラム


施工事例:アグラ設計室一級建築士事務所


はじめに

マンションに住んでいて、こんなことを感じたことはありませんか。

●部屋に入った瞬間、なんとなくこもった感じがする
●換気しているのに、においが残る
●壁紙が黄ばんだり、はがれたりする
●エアコンをつけても空気が重い気がする

実はこれ、「気のせい」ではないことが多いです。原因の一つが、壁の素材です。
今回は、シラス壁にリフォームしたことで、マンションの「空気そのもの」が変わった実例をもとに、

・なぜ空気が変わるのか
・実際に何がどう変わったのか
・どんな人に向いているのか

を、できるだけわかりやすくお伝えします。


そもそも「シラス壁」って何?

シラス壁は、約2万5千年前に南九州で起きた巨大噴火による火砕流が積もってできた「シラス」を主原料とした壁材です。
よくあるビニールクロス(壁紙)と大きく違うのは、呼吸している壁だということです。

●湿気を吸ったり吐いたりする
●においの元を吸着する
●化学物質を使わない

この特徴が、マンションの空気に大きな変化をもたらします。


シラス壁のリフォーム実例

実例①「玄関のにおいが消えた」

築18年のマンションに住むAさん家族。一番の悩みは、玄関のこもったにおいでした。
靴箱を掃除しても、消臭剤を置いても、しばらくするとまた戻る。来客があるたびに、気になっていたそうです。

そこで、玄関と廊下の壁をシラス壁に変更。工事が終わった翌日、Aさんが言った一言が印象的でした。

「あれ?玄関、無臭じゃない?」

強い香りがするわけではありません。ただ、何もにおわない。
シラス壁は、においの原因になる成分を壁の表面で吸着します。ごまかすのではなく、元から減らす。これが、消臭剤との大きな違いです。

実例②「洗濯物が早く乾くようになった」

共働きのBさん夫婦は、室内干しが多い家庭。
梅雨の時期は特に、

●洗濯物が乾かない
●部屋がジメジメする
●生乾き臭が出る

という悩みを抱えていました。

リビングと寝室の一部をシラス壁にしたところ、「空気がサラッとしている」と感じるように。
実際、湿度計を見ると、以前より5~10%ほど湿度が低い状態を保っていたそうです。
シラス壁は、湿気が多いと吸い、乾燥すると放出します。エアコンや除湿機のように電気を使わず、自然に調整してくれるのです。

実例③「子どもが咳をしなくなった」

小学生の子どもがいるCさん宅では、夜や朝に咳が出ることが多く、原因がはっきりしませんでした。
医師からは「ハウスダストや化学物質の影響かもしれない」と言われたそうです。
寝室の壁紙をはがし、シラス壁に変更。すると、数週間後から「明らかに咳の回数が減った」と実感。

シラス壁は、

●化学物質(ホルムアルデヒドなど)を吸着
●静電気が起きにくく、ホコリが舞いにくい

という特徴があります。
医療行為ではありませんが、住環境を整えることで体への負担が減るというのは、見逃せないポイントです。


見た目より「空気」を変えたい人に向いている

シラス壁は、

・ツルツル完璧
・均一で工業製品っぽい

そんな壁ではありません。
左官職人が手作業で塗るため、模様や表情にばらつきがあります。
でも、それを「味」と感じられる人には、とても心地よい空間になります。

こんな人に特におすすめです。

●においや湿気に悩んでいる
●子どもや家族の健康を大切にしたい
●自然素材が好き
●見た目より、住み心地を重視したい


マンションでもできる?注意点も正直に

「マンションで塗り壁って大丈夫?」という質問、よくあります。
結論から言うと、可能なケースが多いです。ただし注意点もあります。

●管理規約の確認(共用部分は不可)
●重さや厚みの制限
●施工経験のある業者選び

特にマンションは、「シラス壁を施工したことがある業者」を選ぶことが重要です。


まとめ:壁を変えると、暮らしが静かに変わる

シラス壁リフォームは、見た目がガラッと変わるリフォームではありません。
でも、

・部屋に入ったとき
・朝起きたとき
・深呼吸したとき

そんな何気ない瞬間で違いを感じます。
空気は目に見えません。だからこそ、変わると驚きます。

「なんとなく不快」
「理由はわからないけど落ち着かない」

そんなマンションの悩みがあるなら、壁を見直すという選択肢も、ぜひ知っておいてください。


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