古民家リフォームに最適!シラス壁で実現する和モダン空間

施工・画像提供:株式会社ウベモク「
はじめに
古民家リフォームに興味はあるけれど、「昔の家は寒そう」「手入れが大変そう」と感じていませんか。実は、素材選びを工夫することで、古民家はとても快適で、今の暮らしに合った空間に生まれ変わります。その中でも、近年注目されているのが「シラス壁」です。
この記事では、古民家リフォームにシラス壁がなぜ合うのか、どんな良さがあるのかを、分かりやすく説明します。和の雰囲気を残しつつ、今っぽい「和モダン」な空間をつくりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
古民家リフォームで大切なのは「素材選び」
古民家は、木材や土壁など、自然素材が使われています。そのため、リフォームのときにビニールクロスや化学素材を使いすぎると、家が本来持っていた良さを消してしまうことがあります。
太い梁(はり)や柱、味のある木の床があるのに、壁だけがツルツルした人工的なものだと、どこかちぐはぐな印象になります。古民家を活かしたリフォームでは、「家がもともと持っている空気感に合う素材」を選ぶことがとても大切です。
そこでおすすめなのが、自然素材である「シラス壁」なのです。
シラス壁ってなに?
シラス壁の「シラス」とは、2.5万年前に南九州で起きた火山噴火によって発生した巨大火砕流が堆積した火山噴出物です。
シラス壁は、このシラスを使ってつくられた壁材で、化学物質を使わず、人にも環境にもやさしいのが特徴です。
自然な色合いなので、木の柱や梁ととても相性が良いです。
古民家とシラス壁の相性が良い理由
自然になじむ
シラス壁は、落ち着いた色合いなので、既存の建材となじみます。
新しい壁なのに、最初からそこにあったように感じられるのは、自然素材ならではの良さです。
湿気を調整してくれる
古民家は昔の生活様式を受け継いだ建築ですが、構造やメンテナンスの状態によっては、湿気がたまりやすくなることがあります。
特に梅雨の時期など、通気や換気が十分でないと、ジメジメ感やカビの発生が気になる場合もあります。
シラス壁は、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする調湿機能があります。そのため、部屋の湿度が安定しやすく、夏はベタベタしにくく、冬は乾燥しすぎません。エアコンだけに頼らない、昔ながらの「呼吸する家」に近づけることができます。
においを抑えてくれる
古民家では、生活臭や昔の家特有のにおいが気になることがあります。シラス壁には、においの元になる成分を吸着・分解してくれる力があります。
料理のにおいやペットのにおいなどが残りにくく、来客があっても安心です。「空気がきれい」と感じる人が多いのも、シラス壁の特徴です。
シラス壁でつくる「和モダン」な空間
和モダンとは、日本の和の雰囲気と、現代的なシンプルさを組み合わせたスタイルです。古民家は、もともと「和」の要素がたくさんあるので、少し工夫するだけで和モダンな空間になります。
例えば、
- 太い梁を見せた天井+シラス壁
- 畳の部屋に、白っぽいシラス壁
- 木の家具と、やわらかい色のシラス壁
こうした組み合わせにすることで、「古い家」ではなく、「落ち着いていておしゃれな家」という印象になります。
また、シラス壁は照明との相性も良く、光がやさしく広がります。ホテルや旅館のような、ほっとする空間を自宅で楽しめるのも魅力です。
他の壁材と比べたときのシラス壁の強み
ビニールクロスは安くて工事も早いですが、時間がたつと劣化し、はがれたり、においがこもったりします。一方、シラス壁は耐久性が高い為、長い年数快適に過ごせます。
また、自然素材の塗り壁には、珪藻土や漆喰など、さまざまな種類がありますが、シラス壁は、「長く使い続けやすい」という点で選ばれることが多い素材です。乾燥や湿気の変化があっても、性能や状態が大きく変わりにくいため、塗り替えや補修の頻度を抑えやすい壁材なのです。
古民家リフォームを成功させるために
シラス壁の施工には経験が必要です。古民家の状態をしっかり見て、下地を整えたうえで塗ることが大切です。自然素材を理解している職人さんに相談すると、仕上がりも満足のいくものになります。
「新しくする」のではなく、「活かす」という考え方でリフォームを進めると、古民家は唯一無二の住まいになります。
まとめ
古民家リフォームにおいて、シラス壁はとても相性の良い素材です。
・自然素材同士でよくなじむ
・湿度を調湿、におい成分をを吸着・分解してくれる
・和モダンな空間をつくりやすいこれらの特徴によって、古民家は「昔の家」から、「心地よく暮らせる今の家」へと変わります。自然素材に囲まれた暮らしは、毎日の生活を豊かにしてくれるはずです。
これから古民家リフォームを考えている方は、ぜひシラス壁という選択肢を覚えておいてください。
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