施工事例

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春日部共栄中学校

埼玉県春日部市

野球で全国的に名を馳す春日部共栄高等学校。
その付属中学棟がこの春、開校しました。
実は、この新校舎の外壁に、「白洲そとん壁」が採用されています。

設計は、春日部共栄高校の卒業生である建築家・田中俊行氏。
(田中俊行建築空間設計事務所・代表)
多忙を極める田中氏からコメントをいただくことができましたのでご紹介いたします。

 

Q.「そとん壁」とどのようにして出会われましたか?

外壁材の選択に最も時間を費やしました。
何十社のサンプルを全て取り寄せて、営業の方からそれぞれの特徴の説明を受けました。
自社のバルコニーにて曝露試験を行った中で最も優れた商品として選ばれたのが、高千穂さんの商品だっただけです。

 

春日部共栄中学 全景 (白洲そとん壁 W-124)

Q.「そとん壁」のどのようなところが採用理由となりましたか?

今回の設計主旨である「大地と空の交点」を表現する為の、「大地」の役割を担った外壁であり、大地からせり立つ力強さが必要でした。
また、建築内部の中庭に植栽を施す等、生徒の生活環境を考えた作品にしたかったため、その2点に完璧なまでに応えてくれたので採用を決めました。

 

校舎中央部

Q.ご自身のイメージに対しどれくらい具現化されたと思われますか?

これは現場の職人さんにも感謝せねばならないのですが、あれだけくし引きのラインが美しく引かれた建築は見たことがないですね。
設計主旨をほぼ完璧に実現できたと思っています。
自然素材だからという部分的な多少の色違いは許容範囲かとも思います。

 

校舎内玄関にも「そとん壁」が採用されている。

仕上げは、縦の三条大波仕上げ。土色の外壁は、見る人に力強さと自然な温かみを感じさせています。施工面積2,000m2超。作業はおよそ150人工、施工期間は約1カ月半を要しました。
この新校舎は、本当にいたるところで自然を感じることができます。
廊下やトイレにも植栽が配され、屋根(屋上)の緑化、裏庭のビオトープ、生徒が手伝った石の手洗い、そして自然素材の外壁(白洲そとん壁)、等。
教育のIT化が進む中、人類にとって最も重要な「自然と共に生きる」ことを取り入れた田中氏の学校づくりに、学校関係者からも注目を浴びています。

 

校舎内の廊下には木が植栽されている。窓や屋根から自然光を取入れ、自然の中の学び舎としている。

校舎前面

 

春日部共栄中学校ホームページ こちら

工事担当 東亜建設工業・片岡所長より
「そとん壁」は、率直にきれいだと感じています。コストのかかる自然素材をこういった大型物件で採用することは珍しく、また左官仕上げは風合いが職人の腕に左右されるため、あらかじめ何度か試作品を作成しました。そのおかげで、予定通りに工事は進み、心配されたコストも予算内に納まることができました。

田中俊行建築空間設計事務所ホームページ http://ttaa.co.jp/